恋愛における男女の考え方・心理の違い3選【男女恋愛心理学】 | ズル賢い恋愛心理学

恋愛における男女の考え方・心理の違い3選【男女恋愛心理学】

男女の違い

どうもコン太です。みなさんは「男の子と話がうまく合わないな」「女子の考えていることがよくわからない…。」と思った経験はありませんか。恋人や夫婦関係になり、より濃厚な時間を過ごすようになると「なんで物事をすぐに決められないんだ」「ただ話を聞いてほしいだけなのに…」といった日常生活での些細なことでも違和感を持つようになると思います。

「相手の行動や考えが理解できない!」と時には憤りを感じることもあるでしょう。しかし、それらの原因は、男女の脳構造の違いによるものかもしれません。私たちは同じ人類ですが、「性別が違えば生物が違う」とまで言われるように、物事の考え方が大きく違っている場合があります。

そこで今回は、男女の考え方の違いを脳科学や心理学観点から考察し、特に恋愛において男女にはどのような考え方の違いがあるのかを解説していきたいと思いますので、彼氏彼女作りやパートナーとのいい関係の継続にお役立てください。

この記事はこんな人におすすめ!
・好きな人を振り向かせたい
・相手が何を考えてるのか知りたい
・好きな人を真意が知りたい
コン太
コン太

男性脳と女性脳の構造を徹底解説!

男女の違い①:そもそも脳の構造が違う

男女にかかわらず、私たちは一対の精子と卵子が受精し、細胞分裂を繰り返すことでこの世に生を受けます。目や鼻はもちろん、手足や指の数などの外見的な特徴は性器などを除けば基本的には全く一緒です。しかしながら、脳の構造だけは男女で違いがあると言われています。

とある研究によると、生まれた時からすでに男女の脳の構造は異なっており、成長するにつれて、その違いは顕著になります。

また、「男が泣くな」「女の子が汚い言葉を使っちゃいけません」というようなことを皆さんも言われたことがあるのではないでしょうか。このような周囲からの「男の子は男の子」、「女の子は女の子」として育てようとする環境の違いの脳の発達に影響を与えていきます

 

具体的な脳の役割の違い

では具体的にどのような部分が違うのでしょうか。1つは脳の重さです。身長や体重などにあまり差がない男女の脳の重さを比べた時に、男性の脳は女性の脳と比べて約90グラムほど重いということがわかっています。

かつてはこのことから「脳が重い=IQが高い=男性の方が優秀である」と考えられていましたが、実際には男女でのIQの差はあまりありません。というのも確かに女性の脳は男性の脳よりも軽いですが、その分、複雑なしわが入っているため、表面積としては男女に差はあまりありません。よって男女のIQにはあまり差はないと考えられています。

また、女性が男性に対して「髪を切ったのに気付いてくれなかった」と嘆くことは少なくないと思いますが、これにも理由があります。男性は物事を処理する際に脳の特定の部分しか使わないのに対して、女性は多くの部分を使っています。そのため意識せずとも、細かいところまで気づくことができるとされています。

そして、男性は女性よりも、空間認識能力が高いとされています。そのため地図を見て目的地の場所まで正確にたどり着くことができるのです。このように、男女の脳構造の違いから、それぞれ得意・不得意が生まれてくるのです。そのため相手に対して「髪色を変えたのに気づかない」や「地図を真剣に読もうとしない」といった誤った認識をしてしまうのです。

 

男女の違い②:重要視する部分が違う

男女にはそもそも脳の構造に違いがあるという話をしてきました。次に男女の考え方について取り上げていきます。

人類は今でこそ高度な文明を発達させてきましたが、かつては狩猟をして生活していました。体が大きく、筋肉も発達しやすい男性が狩りを行い、体は小さいものの、子どもを産むことができ、手先も器用な女性が集落で生活の基盤を固めるという役割分担をしてきました。このような生活を長い間行ってきたことが、男女の考え方に大きな変化を与えてきたとされています。

では具体的に男女に分けてみていきましょう。

 

進化によって備わった男女の役割の違い

男性は狩りを主に行っていたため、命の危険にさらされていました。とっさの判断や効率的な狩りを行う必要があり、仲間内での話し合いの際にも、問題点とその解決方法を明確にし、素早く結論を出すことが重視されていました。

一方で女性は集落に残り、常にほかの女性とコミュニケーションをとりながら仕事をする必要がありました。そのため関係性を良好に保つ必要があり、仲間外れにされないように立ち回ることが求められるため、相手に寄り添うような態度や相手の感情をくみ取ることが重要視されていました。

このような男女の考え方は数千年たった今でも受け継がれています。ある研究では男性が1日に話す言葉は約7000語であるとされています。これは男性が結論から話す等、できるだけ簡潔に会話をしようとしているためです。その一方で、女性はその約3倍の約20000語であり、いかに女性が会話を重視し、共感を大切にしているかがわかるかと思います。

このように男女によってなにを重用するかは大きく異なっています。このことから、はじめにも書いたように「ダメな部分がわかっているのにどうして解決しようとしないのか」「優しい言葉をかけてほしいのに、逆に叱られて悲しい」というようなズレが生じてくるのです。

 

男女の違い③:男性はポジティブにとらえ、女性はネガティブにとらえやすい

もう1つ男女における認識の違いがあります。それは「男性はポジティブにとらえ、女性はネガティブにとらえやすい」ということです。男性の場合には「そういうつもりで言ったわけじゃないのに、彼女を傷つけてしまった…。」や女性の場合には「彼に遠回しに嫌だって伝えたつもりなのに、本心では喜んでいるって勘違いしちゃったみたい」といった具合に意図せず物事が異性に伝わってしまったという経験はありませんか?これも実は脳の構造の違いが引き起こしているものなのです。

子孫繁栄に対する男女での違い

人は「子どもが欲しい」という欲求を少なからず持っていますが、男性と女性では微妙にニュアンスが異なっています。男性の場合は「多くの女性に自分の遺伝子をもつ子どもを産ませたい」と考えているため、積極的にアプローチを仕掛けます。

常にワンチャンを狙っているため、そのためたとえ目が合っただけでも、「あの子は僕のことが好きだから見ているに違いない」というように都合のいい解釈をし、ポジティブな勘違いをしてしまうのです。

一方で女性はかつて3高(高学歴・高身長・高学歴)といわれていたように「より優秀な遺伝子をもつ子どもを産みたい」と考える傾向があるため、パートナーを慎重に選ぶ必要があります。男性のように積極的にアプローチしていくと「あまり優秀でない(と感じる)男性」との間に子どもができてしまう可能性があります。

また、女性は男性と違い、出産というリスクがあります。今ではあまり考えられませんが、かつて出産は命を危険にさらすリスクがあったので、なおさら慎重にならざるを得ません。そのため、恋愛に関してネガティブに考えてしまいがちで、異性と目があえば「今日の髪型へんかな?」「なにかダメなことしちゃってるのかな」等と考えすぎてしまうのです。

 

男女の違いの考え方・心理を逆手にとった活用法3選

あえて苦手な部分を意識する

①脳の構造の違いについては、男女それぞれに得意なこと・苦手なことがあると話をしました。男性は女性と比べて細かい部分に気づきにくいため、男性の皆さんは気になる女性やパートナーを日ごろから注意深く観察する癖をつけましょう。

髪色やネイルなどに気づき、声をかけることで、女性は「この人は私のことをよく見てくれている」と感じてくれて一気に好感度が上がるでしょう。たとえ外れてしまったとしても、その人をよく見ようとしていることには変わりないので、好感度が下がることはないはずです。

また女性は男性よりも地図を読むなどの空間把握能力に苦手さを感じる傾向があるので、無理に自分一人で何とかしようするのではなく、男性に頼ったり、GoogleMap等を使用しスムーズな道案内を心がけましょう。男性側も頼られて嫌な気持ちになることはなく、むしろ心地よく感じますし、ストレスなく目的地に到着することで「要領のいい子だな」と認識してもらえるでしょう。

 

目的を理解した会話をする

②なにを重視するかでは、男女では会話の中で重要視することが異なり、男性では結論や効率さ、女性では共感を大切にする傾向にあると解説しました。

男性は女性と話す段階でそれが雑談なのか、相談なのかを見極め、雑談なら女性がどのような気持ちだったのか、自分だったらどんな気持ちになるかといった、感情面に重点を置いて話をし、相談事なら困ったことに対して、共感をしたうえで、いくつかの解決策を提示してみましょう。

反対に女性が男性と話す際には会話にゴールを決めて話すか、「○○って話なんだけど」というように最初に結論を持ってきてしまうとスムーズに話ができるでしょう。また「特にどうしたいって話じゃないんだけどね」や「ただ聞いてもらいたいだけなんだけど、いいかな」というように初めから宣言してしまうと男性側も「別に相談ってわけじゃないんだ」と分かったうえで会話を始められて、お互いにわだかまりなく話をすることができます。

 

冷静な視点で一旦考える

③ポジティブ/ネガティブにとらえやすいという部分に関しては、男女のそれぞれが意識をし「目がよく合うけど、ポジティブに考えすぎで、もしかしたら僕のことを見ているわけではないかも」「なにかおかしいことがあれば周りの人が教えてくれるはずだから、変な意味で見ているわけではないよね」というように、過度にポジティブ/ネガティブな思考に陥らないようにしましょう。一見単純なことに思えますが、意識するだけで人間の言動は大きく変わるものです。

 

最後に

さて、ここまでで、男女の違いについて、①脳の構造、②なにを重視するか、③ポジティブ/ネガティブにとらえるという3点について解説してきました。男女に分かり合えないポイントがあることは、ある程度は仕方のないことかもしれませんね。しかしながら違っていることを逆手にとって、うまく利用することができますので、男女の違いを意識してより良い異性との関係性を作ってくださいね。

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