他に好きな人ができたけど別れるべき？７つの対処法！

「長くお付き合いしている彼氏がいるのに、他に気になる人ができてしまった」

「その人と付き合えたら今より幸せになれるかも」

「でも今の彼に別れを告げるなんて申し訳ない…」

そんな思いを抱いている女性の方、多いのではないでしょうか。

どうも、コン太です。今の彼氏と長く続いていればいるほど、その彼氏への熱い思いが薄れてしまったり、付き合った当初は見えなかった自分と合わない部分が気になってしまったりするものです。

そんなタイミングで他に気になる人ができてしまって、相手も自分に気があるようだ！となった時、迷いますよね。いざ別れるとなると、今までの彼氏との楽しい思い出が頭によぎったり。

でも、その気になる人との幸せな未来を思い描くのも楽しかったり。そんな時に、これを読んでいるあなたが自分にとってベストな選択をできるように、心理的な観点でお話します。

この記事はこんな人におすすめ！

・この状況でどうしたらいいかわからない
・どうすればいいか非常に悩んでいる
・迷っていて決断ができない

コン子

どっちを取ればいいかわからない･･･

迷った時点で答えは決まっている！？
多くの恋愛を経験する利点
具体的にどう別れを告げればいいのか
まとめ

迷った時点で答えは決まっている！？

選択を迷っているところ驚かれるかもしれませんが、実は迷っている時点で自分の中での答えは決まっています。ここでは、その真意をお伝えします。

満足していたら、迷わない

実は、「今の彼氏と他の気になる人、どっちにしようか迷っている」という時点で、自分がどちらにしたいのか、その答えは決まっています。

それはズバリ、「気になる人」の方です。

なぜなら今の彼氏に満足していたら、その迷い自体が生まれないはずだからです。

今の彼氏への不満（それはもしかしたら自覚しているものではなかったり深層心理で感じているだけのぼんやりとしたものかもしれません）があり、「他にいい人がいないだろうか」と思っている時に、タイミングよく魅力的な人と出会えた。

そんな時に、「今の彼氏VS気になる人」という構図の迷いが生まれてしまうのです。

では逆に、なぜそんな不満を抱える彼氏にすぐに別れを告げて、新たに出会った気になる人にアタックすることに躊躇してしまうのでしょうか。

そこには、人間だれしもが持つ心理が関係しています。

人はなぜ、決まりきったことでも迷ってしまうのか

新しく出会った気になる人とお付き合いした方が幸せになれそうなのに、なぜ即決で彼氏と別れることを迷ってしまうでしょう。

「迷う」という行動は、いくつかの選択肢の中で、最も自分に適したものを選ぶためにすることだ、と思われている方も多いかもしれません。

しかし、かの有名なアドラー心理学では、迷うことの意味は「悩み続けること（迷い続けること）による不決断」であると考えています。

つまり、人はベストな選択をするために迷うのではなく、逆に決断をしないために迷うのです。

迷っている時間は無駄と言い換えることもできそうです。迷っている時点で選択は済んでいる、でも決断をしたくないから迷い続ける、ということになります。

コン太

迷っている時点で答えは決まってるんだね

自分の選択に間違いは…ない？

彼氏と付き合っていく中で、「この人に決めた！」と心に決めたり、「好きだよ」「愛してる」のような言葉を伝えたり、彼氏さんを喜ばせるためのプレゼントや旅行を熱心に考えたりすることが誰しもあります。

そんな経験が、新しい一歩の邪魔をすることがあります。

それが「一貫性」と「コミットメント」という人間の心理です。

「一貫性」とは、自分の行動や発言を一貫したものとしたい人間の心理のことです。

例えば洋服屋さんに行って店員さんに勧められるがままに何着か試着していくと、なんとなく買わないといけない気分になってしまうことがあると思います。

これは、自分が「試着」というこれから服を買う人のする行動を繰り返しているため、その後に服を買わない、という一貫性に欠けた決断をしにくくなっているからです。

このように、人間には一貫性のある行動をとっていたいという心理があります。

次に「コミットメント」とは、「これだ！」と覚悟を持って決断することです。

恋愛において、コミットメントをした相手には前述したように「この人だ」と心に決めて「好きだよ」「愛してる」のような言葉を伝えたり、彼氏さんを喜ばせるためのプレゼントや旅行を熱心に考えたりしがちです。

しかしこのような行動をとってしまうと、一貫性が働いてしまうのです。

つまり、「自分がこれだけやった相手なんだから、自分に合う人に決まっている。」と決めつけてしまうようになるのです。その一貫性を続けたい思いから、新しい一歩を踏み出せなくなってしまうのです。

多くの恋愛を経験する利点

彼氏がいるのに気になる人ができてしまい迷っている時に、次の恋に進んだ方がいい理由がもう一つあります。それは、多くの恋愛を経験することで自分の恋愛の“軸”が見えてくる、ということです。

お付き合いした男性とどれくらいの頻度で連絡を取り合うのか、喧嘩した時にどう折り合いをつけるのか、夜の飲み会の時の連絡、ベッドでのふるまいなど、恋愛した時のスタイル、大切にしている部分は人それぞれです。

そしてそれが、その人の恋愛の軸となります。

この軸が自分の中で定まっていると、「こういう時はこうしようね」「こうされたらこう思うからやめてね」とと相手に伝えたり、逆に相手の軸も聞き入れたりすることで、お互いに心地よくお付き合いを楽しむことができます。

しかし、軸が定まっていないとどうしても相手の軸に合わせることが多くなってしまいます。

その結果相手は心地よいのに自分だけが疲れてしまい、すれ違いが生まれ、上手くいかなくなってしまいます。この軸は、恋愛をする中でしか定まっていきません。

様々な恋愛をする中で、「こういう時私はこうしたいんだな」「こうされたらこう思うんだな」というふうに軸が鮮明になっていきます。

コン太

自分の恋愛における軸がとても重要！

具体的にどう別れを告げればいいのか

ここでは、別れを決心した後の別れ方や、別れた後のふるまいについてお伝えします。

別れ方を間違えると…

別れを決心した後、別れ方が重要です。別れを伝える時に大切なのは、相手を思いやる気持ちです。

この「思いやる」とは、優しい言葉でやんわりと言うということではなく、むしろ相手がすっきりと前を向けるように、明確に別れの意思を伝えることです。ただしこの別れの伝え方を間違えると、相手が自分を諦めてくれなくなったり、ストーカーになってしまうこともあるのです。

まずは、別れの意思が伝わらないやんわりとした伝え方をしてしまった場合。

相手はまだ復縁のチャンスがあると勘違いしてしまい、もうとっくに気がないあなたにアタックしてくるかもしれません。次の恋愛で幸せになれるかもしれないその男性を、中途半端な優しさから逆に苦しめてしまうことになってしまうのです。

逆に、きっぱりと言い過ぎて相手を必要以上に傷つけてしまった場合。この場合が危険で、最悪の場合ストーカーになります。

これまでたくさんの思い出を共にしてきた、いろんな部分をさらけ出してきた、そしてプレゼントやご飯のご馳走もあった、そんな彼女からリスペクトを感じない別れ方をされたら、大きな愛がそのまま憎しみに変わります。

こうなることを防ぐためにも、別れ方はしっかりと考える必要があります。

別れは計画的に

あなたといることに幸せを感じている相手にとって、お別れを告げられるということは天から地の底に転げ落ちるようなショックなできごとです。

そんなショックをできるだけ減らし、でも確実に別れを伝えるために、別れを決心したら少しずつ相手に冷たくしていきましょう。

「LINEの返信を遅く、そっけなくする」「デートの頻度を減らす」「彼氏以外の予定をたくさん作る」などです。これまで愛し合ってきた相手にこのようなことをするのは心が痛むでしょう。

しかし別れを決心した今、別れを告げた時の相手のショックを和らげて、すぐに前を向けるようにしてあげることこそが優しさなのです。こうしたそっけない反応を続けて、相手に「あなたがいない日常」に慣れていってもらいましょう。そしてあなたの冷たい反応に慣れてもらったところで、別れを切り出しましょう。

誠意を伝えたいならもちろん直接会っても構いませんが、相手によっては電話や文面で伝えるのもありです。電話や文面で伝えることで、「最後に会いたいとも思わないほど自分のことをもう好きではないのか」と暗に相手に伝えることになるからです。

伝える内容は、きっぱり「もう好きじゃなくなった」と正直に伝えましょう。

この時あまり具体的なことは伝えない方がいいです。

「ここが嫌だった」と詳しく伝えると、相手には逆に「ここさえ直せばいいんだ」と伝わって、「ここを直すからそんなこと言わないで！」と反論されかねません。そして、きっぱりと伝えた後は感謝の気持ちを伝えます。これまでの長い付き合いの中で感じた感謝の気持ちを、しっかりと伝えましょう。感謝を伝えたら、スッとその場を去りましょう。

「最後に家で話そう」「ちょっと待って」などと言われるかもしれませんが、相手は「あなたに何を伝えたら思いとどまってくれるか」としか考えていません。しかしあなたには思い止まるつもりはないので、いくら話を聞いても意味がありません。